かわいいなさんの空中散歩
3月7日(日)けやき坂中央公園にて、ボーイスカウト体験会「防災フェス」が開催されました
以下、公益財団法人 ボーイスカウト連盟の公式HPより転載いたします。
ボーイスカウトと聞くとイメージするのはキャンプやハイキング、そして街頭募金などとよく言われます。ボーイスカウト活動は、野外で、子どもたちの自発性を大切に、グループでの活動を通じて、それぞれの自主性、協調性、社会性、たくましさやリーダーシップなどを育んでいきます。そのプログラムはバラエティに富んでいて、各年代においても様々です。
1907年にイギリスではじまった青少年教育活動は、今では世界では171の国と地域、約4,000万人、日本には団と言われる活動母体が約2,000あり、約9万人が活動しています。ぜひ、お住まいの地域の団を検索して、お問い合わせください。
川西市では、元々は1から8団まであったそうですが、少子化などさまざまな事情のため、現在では2・5・7団が休団。
今回、川西第団の活動にお邪魔させていただきました。
ちなみに、ボーイスカウトは、年代よってグループが分かれるそうです。
ビーバー | 小学校1・2年生 |
カブ | 小学校3・4年生 |
ボーイ | 小学校6年生~中学生 |
ベンチャー | 高校生 |
ローバー | 高校卒業~25歳まで |
今回、ボーイスカウトについていろいろ教えていただきました。
川西第4団の井関さんです。
では、さまざまなブースを見学していきます。
公益財団法人 兵庫県青少年本部 ひょうごっこ・ふるさと塾助成事業の1つとして今回開催されたそうです。
受付には、消毒・マスクと感染予防対策。
ロープワークを学ぶコーナーです。
溺れた人を助ける際に、ロープを手渡すだけでは、力が尽きて離してしまう。確実に助けるために、正しいやり方を学びます。
「ボーイスカウトで、ロープワークは基本です。覚えるまで、何度も繰り返します。」とのこと。皆さん、真剣です
ダンボールベッドを制作中。高さをそろえます。「あれでもない、これでもない...。」表情がとても真剣です。
テント。床があるバージョンと、とりあえず身を隠せるだけのものがあります。風向きを考えた設置も学びます。
毛布の簡易タンカ。
毛布がない場合、着ていたシャツなどでも代用可。その場合、ボタンがある上着は、上向きになるようにします(逆向きだと重さでボタンが弾けてとんでしまうことがあり危険!)。
新聞紙で作ったスリッパ
ゴミ袋で作ったポンチョ
ツナ缶ランプ。
サバイバルメシ、略してサバメシ!
牛乳パックを燃料に!?
空き缶がたくさん!?
工作中...。
結構力を使います...。
炊飯中でーす!!
こちらは、蒸らし中です。
出来上がり~♪コーンの炊き込みご飯♪
「開会、閉会など、最初と最後の挨拶はきちんとやります」と井関さん。
だらだらせず、メリハリはきちんと...ということが、大切なんですね。
小玉委員長による挨拶。
みをなで作った炊き込みご飯がお土産で配られました。
ボーイスカウトとは...。学校の勉強とは違う、部活動とは違う、第3の場所として、人生の先輩や、年少者との交流活動を通じて生きる上で大切なことが学べる場所だなぁと感じました。
今回の取り組みは防災フェスということで、いつかくると言われている南海地震に備えて、身近なもので自分を守り、生き抜く!ということを学べました。
特に、空き缶と牛乳パックでつく炊き込みご飯は早速真似したいと思いました(食べることには前向き)。
「私たちは非常に泥くさい活動をしています。今日の活動はたくさんあるボーイスカウト活動の一部です。」
終始、活動を「泥くさい」と表現された、スカウト歴◯十年の井関さん。
いえいえ、とんでない!子どもさんたち皆さんキラキラした表情で活動を楽しんでおられました!
また、井関さんはこのようにおっしゃっていました。
「今回のイベントは緊急事態宣言下で企画しており、解除されなかった場合、開催が難しかった。延期や中止にするのは簡単だけど、イベントやお祭りなど行事が次々になくなり、我慢ばかり強いられている子どもさんたちが少しでも楽しんでもらいたかったので、開催できて良かった。」
それが単なるイベントではなく、災害時に役立つ知識やアイディアを学べる体験型授業だったので、とても良い取り組みだと筆者思いました。
ただいま、絶賛入団者募集中とのこと。気になった方はぜひお問い合わせを!
以下のホームページから地域のボーイスカウト活動の詳細が分かります。
↓
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。