まいぷれ川西・猪名川編集部取材メモ
ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」&ダンスコンサート「ネバーランド」チケット絶賛発売中!
今年も10月1日(日)川西市民ステージが開催されます。
今年3回目を迎える川西市民ステージは、川西市在住の5歳~18歳までの子どもたちが夏休みを中心に作り上げていく、秋の恒例イベントです。
今年はミュージカルスクール「スタジオシエル」の舞台経験のある子どもたち18名と、一般公募で参加を希望してきた舞台未経験の子どもたち17名、総勢35名が5月から土日中心でレッスンを開始しました。
今、それぞれの役づくりに向けて、がんばっています!
例年どおり昼夜2回公演で、それぞれ1部はミュージカル、2部はダンス&音楽ステージという構成。
昨年は総指揮・総監督の美濃岡京子さんのオリジナルも入ったミュージカル「えんとつ町のプペル」で好評を博しましたが、今年はなんと!あの不朽の名作「サウンド・オブ・ミュージック」!
音楽の楽しさ、素晴らしさが存分に味わえるこの作品が、どんな風に仕上がっていくのか、まいぷれ編集部は興味津々!
夏休み終盤を迎えたある二日間の練習の様子をレポートします!
今年の目玉はもうひとつ!2部のダンスステージの「ネバーランド」に阪急百貨店吹奏楽団の生演奏が実現!
この日は吹奏楽団とダンス&歌のパフォーマーの子どもたちとの初顔合わせ、ステージでの合わせ練習がありました。
普段のスタジオとは違い、実際の大きな舞台に子どもたちは少し戸惑いながら、でも生演奏が始まると、イキイキと踊り始めていきます。
「舞台を一緒に盛り上げて下さる吹奏楽団のみなさんに感謝しながら、一人ひとり真剣に取り組みましょう!」の美濃岡先生に檄を飛ばされながらでも、子どもたちは楽しそうでした。
小4の早川えみりさんのお母さんも「ステージに上がるとグンと成長していく娘の姿が毎年、楽しみです」とおっしゃっていました。
午後2時ごろリハーサル室に入るとやや緊迫した雰囲気。クライマックスのシーンの稽古が始まっていました。
「大きな声が出せない」「お母さんやみんなが見ているから恥ずかしい」。
そう、人前で演じることなんて初めてなんだから、大丈夫!まだまだそんな子どもたちがいる中、先生たちがそれぞれの気持ちに寄り添いながら見守るレッスンの雰囲気にグッときました。
マリア役(夜の部)河岸芽依さん(高1)
小6の時に芸能プロダクションに1年間通い、ステージに立つことの気持ちよさを味わった。コロナ禍で始まった市民ステージの1回目のプペルから公募で参加。受験生だった昨年もプペルのお母さん役を演じた。小4の弟・岳志くんが姉の芽依さんに影響を受けてスタジオシエルに通い、昨年のプペルから姉弟で出演。
自宅でのセリフの掛け合いが楽しいお二人のようです。
ルイ―ザ役(夜の部)南 里緒さん(小3)
歌って踊ってが大好きな里緒さんは、年中の時から遊びに行く感覚でスタジオシエルに通い、現在もバレエ、アクト、KPOP、ステージングなど週5でレッスンを受ける。「学校でも運動会や発表会などの行事ではMCをするなど積極的に。一人っ子なので年齢差のあるお友だちとの交流も楽しいようです」とお母さん。
マザーアベス役 小園あいるさん(高3)
レッスンの間、隅っこで参考書と格闘しているお姉さん。7人きょうだいの長女、あいるさんは病弱だった妹さんの入院中によくして下さった福祉保育士さんに憧れて目下、保育士になるために勉強中!
人見知りだったが、小3の時に京子先生に出会ってから、自己表現をする楽しさを教えてもらったのでとても感謝しています。出演できるの今年が最後なんですよねー、とちょっと淋しそう。
きっと歌って踊れるステキな保育士になられるんだろうな♪
子どもたちには少しむずかしい大人の心情を謳ったセリフを、美濃岡京子先生がわかりやすく解説されて、終日行われたリハーサルは終わりました。9月1日と15日は場当たり、前日はゲネプロと続きます!
1ヶ月後、キャストのみなさんの成長が楽しみです!
「子どもたちのこの半年の成長は、演技だけでなく、心の成長をしていると思う」とつづられた出演する子どもたちの成長の記録は、facebook川西市市民参加ミュージカル&コンサートをごらんください。
★動画もあり
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。