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かわいいなさんの空中散歩

加茂遺跡 弥生のムラ スタンプラリー2021に行ってきました

11月27日(土)に行われた加茂遺跡弥生ムラスタンプラリーに行ってきました~!!

 

加茂遺跡って?

兵庫県川西市南部に位置するおおよそ約2000年前の弥生時代中頃のムラで、最盛期には、100世帯500人が生活していたと言われています。

大阪府境を流れる猪名川沿いの沖積平野を見下ろす標高40mの台地(伊丹台地)の突端部にあたります。

明治44年、台地東側の崖下より栄根銅鐸が偶然出土し、大正4年(1915)鴨神社周辺で多くの弥生土器・石器が拾われたことで、遺跡の存在が明らかになりました。

 

川西市文化財資料館!

ここがスタンプラリーのスタート&ゴールの地です!

受付には人だかりが...

 

早速、向かってみましょう!

1.川西市文化財資料館

一つ目のポイントは、スタート地点であり、ゴール地点でもある、川西市文化財資料館です。

ここは川西市内の遺跡発掘調査で出土した資料を整理・収蔵・展示している施設です。

常設展示では、勝福寺古墳副葬品、栄根遺跡から出土された奈良時代のものと思われる墨壺、満願寺出土鎮具などが展示されています。

 

こちらでまず、今回のスタンプラリーでめぐる場所を当時のムラの様子を再現した模型で文化財ボランティアガイドの方よりご説明いただきます。

「約1時間ほどで巡れるので、ぜひすべてまわってくださいね~」

は、はーい!!

 

この資料館を訪れたことのある方はご存知と思いますが、ここで展示している模型は、川西市内の中学生がトライヤルウィークで手作りしたものです!

当時を再現した模型、なかなか臨場感あって見応えがあります。

ぜひまだ行かれたことがない方は、行ってみてください♪

 

さぁ、次のポイントに向かっていきましょう!

 

 

かわいいっ!

受付で渡された手提げ袋に入っている地図を見ながら、張り切って行ってきます~

こちらが地図です。

この日は午前中に雨が降りましたが、午後になり雨は止んだもののどんより曇り空。てくてく歩いていると、のぼりが見えてきました。

2.環濠入り口

弥生のムラの中心部は、幾重もの大きな溝「環濠」で南側から西側にかけて囲まれていたそうです。

これはムラを守るためで、中心部に一箇所だけ入り口があり、この場所からしか入れないよう工夫がされていたようです。

 

2つめのスタンプラリーポイントには文化財ボランティアガイドの皆さまが寒い中、待っていてくれていました。

環濠入り口、とあります。なるほど、ここが、ムラの入り口だったんですね。

なんと、当時は不法侵入者対策?で落とし穴もあったそうですよ。

3つ目のスポット、宮川石器館へ向かう道中の街並み。

路地をはいっていきます。

かつての街道。この道を挟んで農家が多かったそうです。

 

3、宮川石器館

大正4年(1915)鴨神社で多くの弥生土器、石器が拾われたことにより、全国から多くの人々が発掘に訪れ、持ち去られました。

地元から貴重な資料がなくなることに懸念を抱いた宮川雄逸氏が、地元で資料を残すため、昭和11年(1936)年、5月18日に自宅の長屋門を改造し、展示資料館をオープン。

中には、たくさんの石のやじり、石包丁、土器などがありました(写真はありません、すみません 汗)。

こういった石器には、大阪府と奈良県県境で採れるサヌカイトという石を用いていたそうです。

古代日本も交易が盛んだったんですかね。

 

※宮川石器館は、個人宅のため展示をご覧になる場合、予約が必要です。

 

さて、次のスポットへ向かいます。

3つ目のポイント、宮川石器館。

自宅の一部を改造して郷土に貴重な資料を残してくださったのは本当にありがたいことであり、すごいことですよね。

次のポイントはなんと鴨神社!

4.鴨神社

およそ千年前に書かれた『延喜式』という書物に見られる由緒ある神社。

奈良・平安時代の昔よりこの地で祀られています。

加茂遺跡の発掘調査では、弥生時代以降ムラは小さくなりますが、古墳時代から奈良・平安時代の集落跡も見つかっており、人々の生活が続いていました。

「鴨神社」の名は、6世紀(西暦501年~西暦600年)古墳時代後期頃から鴨氏を名のる氏族が住み始めたことが加茂神社の祀りにつながったものと思われます。

菊の花が綺麗!

かも神社の宮司さんが、七五三詣りに来られるお子様たちを迎えるためにつくられたそうです。

境内にはそんな看板が...

「よみがえる加茂遺跡」と書かれています。

う~ん。こんな衣装をきた人々が、今わたしたちが立っている場所で生活していたのか...。

こちらでもボランティアガイドの方の説明を聞いた後、次のスポットへ向かいます。

加茂神社の入り口の坂を上がっていきます。

 

しばらく、神社の敷地横を歩いていきます。

神社にしている鳥の鳴き声が響き渡っています。

日がかげってきてだんだん寒くなってきました。

5.大型建物・方形区画

5つ目の場所、大型建物・方形区画につきました。

ムラの中心部で、ひときわ目立った建物跡が見つかりました。

南北4.5m、東西10.5m以上の大きさで、普通の竪穴住居より立派な掘立て柱です。

発掘調査では、周りから見えないよう板塀で囲っており、ムラを束ねたムラ長の住まいかもしくは宗教的な建物であったと考えられています。

黄色いのが、柱を再現した模型です。なるほど、完全に今の鴨神社とかぶりますね...

再現の模型。

宗教施設?ムラ長の館?みなさんはどっちだと思われますか?

 

※こちらのカットは別の日に撮影した写真です。

先程の道からすぐの場所に、6番目のポイントがありました。こちらは公園です。

6、崖斜面

 

ここからは見晴らしがよく、はるか大阪平野、加茂遺跡から発掘された石包丁などの原料であるサヌカイトという石が採れる奈良の二上山を臨むことができます。

自然界では、2千年という時では人の手が加えられていないところはあまり変わっていないはず。

建物もさほどなかったと思うので、この見晴らしのいい場所で周囲の様子を伺いながら生活していたんでしょうね。

公園からの眺望です。

建物がなかった時代を想像すると、はるか遠くにはどんな景色が見えていたんでしょう。

ベンチに説明パネルが置いてありました

こんな感時で、登ってくる敵をここで撃退していたのでは?と言われています。

7、竪穴住居群

いよいよ、残り2カ所です。

ここは、弥生時代中期の竪穴住居が10軒(円形9軒、方形1軒)見つかった場所だそうです。

ムラの中心地であったと考えられます。

この場所を中心に、弥生時代には100世帯、500人ほどの人が住んでいたんだそうです。

 

住宅を少し入ったところにありました。

竪穴住居群。今でいう集合住宅地のようなものでしょうか?

こちらも、住居の模型がありました。

こちらが弥生時代中期の住居模型。

展示物。

こんな服を着ていたんですね~

最後のポイント。大型方形周溝墓(おおがほうけいしゅうこうぼ)

8、大型方形周溝墓

スタンプラリーの冊子では、このような説明が書かれています。

この場所では、ひときわ大きな墓が見つかりました。

長方形(東西推定18m、南北12m)にめぐる溝で囲まれた中に6基の墓が並んでいます。

これは方形周溝墓という弥生時代特有の墓ですが、加茂のムラでは西側の墓地に限られ、環濠で囲まれたムラの中心部に当たるのはこの墓だけです。ムラの中で特別な墓であったと考えられ、ムラ一族の墓の可能性があるんだそうです。

こちらも住宅地の中にありました。

こんな風に、埋葬されていたんですね

所要時間、およそ1時間半でゴール

文化財ボランティアガイドの方々が丁寧に説明してくれたおかげで、当時の様子を想像しながら楽しくめぐることができました。

およそ2千年前にあったという大規模集落。どんな人がどんなものを食べて、どんなことをして日々生活していたのでしょうか。

今ものどかな住宅街ですが、当時も暮らしやすい場所だったのかな?と思いを馳せながら歩くのも楽しいです。

 

初めて参加しましたが、ご家族で参加されている方も多く、文化財資料館の前での火おこし体験もとても賑わっていました。

このイベントに携われた方々、ありがとうございました。

 

文化財ボランティアガイドのご紹介

川西市の歴史、文化財をもっと知りたいという方、実際に現地を見学してお話を伺いたいという方、文化財ボランティアガイドを申し込んでみてはいかがですか?

違った視点で街を歩く楽しみができるかも?

 

Aコース  川西市南部の古代遺跡をめぐるコース

Bコース  清和源氏発祥の地である多田地域周辺をめぐるコース

Cコース  多田銀銅山最後の精錬所がある、山下、下財地域をめぐるコース

Dコース  日本の里100選にえらばれた川西市北部黒川をめぐるコース

などコースの他、一つの場所に絞っての案内もあるようです。

 

川西市教育委員会 社会教育課
TEL072-740-1244
FAX 072-740-1327

ご利用される前は1ヶ月前に、電話かFAXでお問い合わせください。

 

 

                   

ゴールでいただいたすごろく。お正月はこのすごろくであそぼうかな。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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