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わたしたちの町の歯医者さん

歯を白くする方法の変化

「広報かわにしmilife」2023年2月号掲載

「むし歯になった歯を白くしたい」という思いはみんな同じです。

しかし、かむ力に抵抗できて、 口の中に入れても安全な素材はなかなか見つからず、金や銀など歯の色とはかけ離れた金属が長年使われてきました。

それでも人の願いは少しずつかなえられるようになり、金属に白い焼き物を焼き付けるメタルボンドや、 強化した焼き物で作ったオールセラミック 、人工ダイヤモンド・ジルコニアなど 歯を白く治すためにさまざまな技術が開発されました。

しかしこれらの治療法は作製に労力が必要で、保険を利用することができません。以前から保険を利用し、白く治す方法に強化プラスチックを用いた「詰め物」がありましたが、広範囲でむし歯になると「被せ物」にするには強度が足りず、ほとんどのケースで銀歯となっていました。

 

これに対して、 高騰し続ける金属価格に後押しされる形で平成26 年度から保険を利用して、一部の歯は CAD /CAMに よって作製された白い被せ物で 治療することが可能となりました。

コンピューターで被せ物などを設計・加工・製作をする技術で、強化プラスチックの塊から削り出して被せ物などを作成して強度を上げています。

ただし、あくまでも強化プラスチック製のため、金属に比べると強度が弱く外れやすく割れ てしまうなどの課題がまだ多くあります。

全ての歯が保険適応になるわけではないため、 歯科医師の適切な診断が必要です 。

 

「広報milifeかわにし」2023年2月号掲載 意外と知らない「歯」の話。引用

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。