難読地名②
友塾
みなさんこんにちは。友塾の田中隆祐です。
前回、「難読地名」というブログを書きましたが、今回はその続編です。
前回のブログはこちらからどうぞ↓
「難読地名①」
①
膳所(滋賀県大津市)
さあ、いきなり難問ですね。これは「ぜぜ」と読みます。
飛鳥時代に天智天皇が大津に都「近江大津宮」を開いた際、「御厨(みくりや)」と呼ばれる天皇の食事を料理する場所が由来になったと言われています。
②
帷子ノ辻(京都府京都市)
「京都人以外はまず読めないだろう」よく言われるこちらの地名。
「かたびらのつじ」と読むんです。
「かたびら」とは、巡礼者が着物の上に羽織る袖のない衣のこと。
③
十三(大阪府大阪市)
このブログの読者はほとんどが関西の方でしょうから、特別な読み方であるという意識はあまりないのかもしれません。「じゅうそう」と読みます。
でも冷静になってください。「じゅうそう」のことを知らない人が読んだら、普通は「じゅうさん」です。thirteenですよ。これは立派な難読地名です。
④
安口(兵庫県丹波篠山市)
もちろん「やすぐち」ではありません。これは丹波篠山市民でも読める人は少ないんじゃないでしょうか。答えは「はだかす」。
「はだかす」とは「サンショウウオ」のこと。かつて篠山ではそのように呼ばれていたそうです。またこの地域では、サンショウウオは「アンコウ」とも呼ばれていたようで、「安口」の漢字を充てたのだそうですが、「はだかす」が一般的になり、ついに「安口」を「はだかす」と読んでしまうようになったんだそうです。
私は幼少期に祖母から教えてもらったので全く疑問には思いませんでしたが、よく考えると超難読ですね。
探せばいくらでも出てくる難読地名。毎回このブログを書くときはパソコンのスクリーンの前でワクワクそしてニヤニヤしています。
誰にも見られていないことを切に願い、結びの言葉に代えさせていただきます。
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