教育長・教育委員訓示
教育長メッセージ
令和6年度が始まりました。4月3日はオンラインによる教育長・教育委員の訓示の伝達です。教育委員会では毎年度、事務局と市立校園所の管理職を対象に、教育長を始め4人の教育委員からの訓示をお話しさせていただいています。これは各校園所がそれぞれ工夫した取り組みを評価しつつ、目指すべき目標や共有すべき理念を教育委員会として指し示し、同じベクトルで取り組みを進めていこうという意味があります。コロナ禍の影響も一定落ち着きを見せ始め、子どもたちの充実した学びを支援するために、教育・保育に携わるすべての職員が連携・協働していくための指針とも言えるでしょう。
実は教育長としての訓示はすでに昨年度末の校園所長会議でその骨子を提示しています。これは年度当初の訓示が各学校園所の教育目標や重点目標としっかり連動してほしいという私自身の願いがあります。昨年度から年度途中に「教育長訓示に基づいた学校園所が進める教育・保育活動」について、経過報告や振り返りをまとめて交流する活動を行っているのもそういう目的があります。
その上で私からは、以下の三点を訓示としてお話しさせていただきました。
（1）子どもたちを主体とした教育・保育を推進する
（2）学びの専門家として、主体的に学び合う「同僚性」を高める
（3）課題を先送りせず、将来を見据えた教育・保育のあり方を協議する
それぞれの教育委員の訓示は添付資料として掲載しているのでご覧ください。最後に市長からメッセージをいただきました。「教育大綱」が本格的に動き出す今年度、今まで以上に教育委員会と市長部局の連携と協働が必要になってきます。教育委員会としての独立性を堅持しつつ、より実効的な連携と協働を目指し、豊かな学びが実現できるよう取り組んでまいります。
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