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さくら功労者

ゆめほたる里山クラブに「さくら功労者」表彰

さくら功労者

猪名川上流広域ごみ処理施設組合(兵庫県川西市・猪名川町・大阪府豊能町・能勢町)が運営する国崎クリーンセンター啓発施設「ゆめほたる」(川西市国崎、関野正所長)で活動するボランティア団体「ゆめほたる里山クラブ」(関野正代表、会員数約40人)がこのたび、公益財団法人 日本さくらの会(会長=細田博之・衆議院議長)から「さくら功労者」の表彰を受けました。

表彰式の様子

おめでとうございます

国崎クリーンセンターの敷地には広大な里山が広がり、ゆめほたる里山クラブのメンバーが里山山林の保全のためのボランティア活動を続けています。

今回の表彰は、川西市指定天然記念物のさくら「エドヒガン」群落の保全活動が評価されたものです。

エドヒガンを守る

表彰式は4月4日(火)に東京都千代田区永田町2の星稜会館(せいりょうかいかん)で開催されました。

表彰式に出席したゆめほたる里山クラブのボランティアリーダー藤本幸一(ふじもとこういち)さんは、「さくらの中でも『エドヒガン』はあまり有名ではないので、これをきっかけに多くの人にしってもらいたいです」と話されました。

また、国崎クリーンセンターの里山でもシカなどによる食害が目立っています。

藤本さんは「これからも、ボランティア活動を通して、エドヒガンをはじめとする植生を守り、生物多様性保全に貢献したいです」と意気込みを語りました。

日本さくらの会

東京オリンピックの1964年、さくらの愛護、保全、育成、普及等を目的に、超党派の国会議員有志によって設立。

さくらの植栽、愛護、研究、そのたさくらの振興事業に関し顕著な功績があった個人・団体を「さくら功労者」として表彰しています。

今年は全国から個人14人と22団体(ゆめほたる里山クラブを含む)が表彰されました。

エドヒガン

日本に自生するさくらの中でもっとも長寿。樹高は20メートル以上、幹の直径は1メートル。日本で多く栽培されているのはソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの雑種です。猪名川上流域、特に川西北うの山林にはエドヒガンが多く群生しており、国崎クリーンセンターの里山内のエドヒガンの群落は平成27年(2015)年3月、川西市の天然記念物に指定されました。

国崎クリーンセンター

兵庫県川西市・猪名川町・大阪府豊能町・能勢町の1市3町で設立した猪名川上流広域ごみ処理施設組合が運営するごみ処理施設。

ゆめほたる里山クラブ

啓発施設ゆめほたるで開催している「里山保全技術者養成講座」を修了した約40名がメンバー。

約半年の講座で里山保全の知識・害獣対策・チェーンソーの扱い方などを学ぶ。エドヒガン開花時には「花見イベント」も開催しています。

 

※こちらの記事は川西市役所よりご提供いただいた情報をもとに、受賞者藤本幸一さまのご家族の方より一部お写真をご提供いただき編集いたしました。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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