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かわいいなさんの空中散歩

昔懐かしいコマでおとぎ話を再現

1月9日、川西市郷土館(川西市下財町4-1)でこままわしの実演とこま遊びが行われました。

参加した親子連れなど約50人は、こま収集家として有名な枇杷紘一朗(びわ こういちろう)さと喜代子(きよこ)さん夫婦が披露する「からくりごま」や「飛び出しごま」、「鳴りごま」、「暴れん坊ごま」「逆立ちごま」に見入っていました。

   

 枇杷紘一朗さんは元小学校教諭で、退職前の7年は川西市の学校に勤務。退職後は郷土館の館長も務められました。

こまの実演は、郷土館に子どもたちに来てもらいたいと枇杷さんが館長のときに始めたそうです。

その後、正月のイベントとして定着し、今回で21回目を迎えます。

この日、館内のアトリエ平通では、枇杷さん夫婦が所有する青森県の「ずぐり」をはじめとする全国の珍しい「からくりごま」や「鳴りごま」などさまざまなこまが披露されました。中でも大きなこまの中から小さなこまが飛び出す「飛び出しごま」や、「桃太郎」「一寸法師」をモチーフにこまを使いながら物語を聞かせる実演に、子どもたちは興味津々で身を乗り出していました。

 

実演後には、館内の平安邸の庭で枇杷さんがこまの回し方について指導。参加者らは昔懐かしい平ゴマなどを手に取り、こま回しを楽しんでおられました。

用意されたこまは約50種類。投げごまなど外で遊ぶものもあわせて約100個が用意されました。現在、枇杷さんが所有するこまは国内外のものを合わせて約2,000個で、このうちの多くのこまの作成者は、「江戸ごま」の制作者として有名な広井政昭さんの作品です。

枇杷さんは、川西市や西宮市を中心に阪神間の保育所や幼稚園、小学校、高校をまわっておられます。

また、海外からの要請などで、日本のこまのすばらしさを伝えるため、デンマークのコペンハーゲンやアメリカのシアトル、パリ、フィンランドなどに出向いたこともあるそうです。

 

枇杷紘一朗さんは「最近ではこまで遊べる場所も少なくなり、子どもたちはますます日本の伝統的な遊びであるこま回しをしなくなっていますが、今日来ているこどもたちはこまを回すのが上手な子が多かったですね。日本全国のさまざまな面白いこまを子どもだけでなくご両親たちにも見てもらい日本の伝統的なこまに興味を持ってもらえれば」とお話しされていました。

 

また、この日は川西市や猪名川町在住のメンバーによる水舞流和太鼓「羽衣」による和太鼓の演奏も平賀邸や平安邸の庭園で披露され。来館者は和太鼓の迫力ある演奏に見入っていました。

 

【問い合わせ】

郷土館 072-794-3354

和太鼓の演奏も

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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