いつも私たちの生活を支えてくれている一庫ダム。
このたび、ダムファンによるダム版アカデミー賞と呼ばれている「日本ダムアワード2021」の低水管理部門で見事受賞されました。

日本ダムアワードとは、ダムファンによるダム版アカデミー賞として、ダム愛好家で構成する実行委員でその年に活躍したダムをノミネートして実行委員と観客の投票にて各部門で活躍したダムを表彰して功績を讃えるイベントだそうです。
ダム大賞、洪水調節賞、放流賞、イベント賞、臨時部門賞、そして今回一庫ダムが受賞した低水管理賞があります。

低水管理賞とは、当該年においてもっとも印象に残った低水管理（利水補給）を行ったダムに授与されるそうです。

なんと全国2700ヶ所のダムの中で選ばれたということです。
おめでとうございます！
日本ダムアワード

★【速報】日本ダムアワード２０２１結果発表




謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
新型コロナ騒ぎも３年目に突入。私たちは、如何なる状況下でも地域を洪水被害から守り、河川環境に配慮しつつ年間を通して必要な水を安定的にお届けする重要な責務を担う立場から、地域の安全安心の確保に万全を期す一方で、環境保全活動やイベント、広報にもウィズコロナで工夫してチャレンジしてきました。お支えいただいた皆様方に改めて深く感謝申し上げます。中でも、私たちの仕事や取り組みをまとめたYouTube動画配信は多様なメディアで紹介され大変好評です。多くの皆さんにご覧いただけたら幸甚に存じます。
令和３年は前年から続く渇水から始まり、その後の取水制限の効果と周期的降雨で４月初旬に取水制限全面解除。８月中旬頃に西日本に長く停滞した前線による断続的な降雨でダム流域の８月降水量は平年値３倍超えを記録。前線が活発となったお盆頃には中国地方中心に線状降水帯の形成で広島県に大雨特別警報が発表され、一庫ダムでも予測の難しい緊迫した長期の防災体制を執りました。９月下旬頃からは一転、少雨による渇水傾向が現在も続いています。
近年の温暖化に伴う気象の極端化、異常豪雨や干ばつなど気象災害の発生リスクとともにダムへの期待が益々高まっています。当機構は、地域に信頼される組織であり続けるために、常に的確かつ時代のニーズに応じたダム管理の高度化，効率化にも取り組んで参ります。
最後に、新たな変異株への対応も予断を許さないなか、とりわけ医療福祉従事者のご負担や地域の皆様方の生活、経済活動への影響は最小限に、１日も早く平穏な日常が戻ってくることと、皆様方のご健勝とご多幸を祈念いたしますとともに、引き続きのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。