わたしたちの町の歯医者さん
「広報かわにしmilife」2023年6月号掲載
治療の方法や必要性を相談する
歯並びについて「矯正しないといけないか」と相談を受けます。
完璧な歯並びをしている人は珍しく、多少のゆがみがある人がほとんどです。
個性の一つという人もいるでしょう。
「八重歯」「出っ歯」でも活躍している芸能人もいます。
そのような意味では、生命に直結することではないため「矯正しないといけない」という
ケースは少ないと言えます。
また、「矯正は早いほうがいいか」という質問も受けます。
治療方法の選択肢が増える点では早めに矯正をするメリットはあります。
例えば、成長力を利用して歯並びを治す方法は成人した後では行えません。
ただし、成長力だけでは歯並びが治らず、追加で治療が必要な場合があります。
そのため、矯正装置を付ける期間と費用が当初と大きく変わることもあります。
そして、矯正治療したいと思えばいつでも行うことができます。
結婚してから治す人もいれば、高齢でも入れ歯を入れるために矯正をする人もいます。
もちろん見た目だけではなく、嚙み合わせが悪いために歯の寿命を縮めてしまう場合、歯科医師から
矯正治療を提案されることがありますが1~2回の治療で完治することはありません。
治療を始める以上は、矯正装置をつけるだけでなく生活習慣を改善することも必要です。
その人にとって一番良い治療方法は何か、治療の必要性についてもかかりつけの先生に相談することが大切です。
「広報milifeかわにし」2023年6月号掲載 意外と知らない「歯」の話。引用
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